2017-05-17 第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
この見直しの背景にあるのは、そもそもが美容医療をめぐるトラブルというのが背景にあるということですけれども、確かに、痩身のための脂肪吸引であるとか、豊胸、脱毛あるいは植毛、顔面のリフトアップなど、美容医療をめぐるトラブルは後を絶たず、全国の消費生活センター等に寄せられる相談も毎年二千件前後で推移をしており、これは一向に減る気配を見せておりません。
この見直しの背景にあるのは、そもそもが美容医療をめぐるトラブルというのが背景にあるということですけれども、確かに、痩身のための脂肪吸引であるとか、豊胸、脱毛あるいは植毛、顔面のリフトアップなど、美容医療をめぐるトラブルは後を絶たず、全国の消費生活センター等に寄せられる相談も毎年二千件前後で推移をしており、これは一向に減る気配を見せておりません。
そのうち主な相談内容といたしましては、中途解約を申し入れ、了解されたが返金がないといった解約や返金等に関する相談でありますとか、また、脂肪吸引の痩身エステを受けて皮膚の障害が発生したなど、身体への危害に関する相談が多く見られているところでございます。
また、三つ目の事例ですが、施術代金の七割引きになるというモニター枠で脂肪吸引をしたが効果はなかったし、またホームページを見ると、モニターでなくても施術代金が自分と比べずっと安く、モニター価格とは言い難いので減額できないかといったような相談が寄せられているところでございます。
もう事件になったからあえて名前申し上げますが、品川美容外科というところが、ここ最近、数十年間の中で三件の事故を起こし、またつい最近、昨年の十二月末にはいわゆる脂肪吸引に対して事故が起きているわけでありますが、もういろんな専門の方の話を聞きますと、当然自由診療の分野でありましょうけれども、この分野というのは非常に競争も激しくなって、本来、普通脂肪吸引ということを治療を受ければ大体五十万円のコストが掛かるわけでありますけれども